126号墳の前の道を進んでいくと新沢千塚古墳群のある丘を降りることになる。正面に見えてくるのは畝傍山。





副葬されていた耳飾りは金製で、鎖が付いて長いが126号墳の耳飾りとも異なる。鏡は京博蔵青銅画文帯仏獣鏡(3世紀後半から4世紀前半) に似ている。鈕(ちゅう、中央のつまみ)の周りには龍のような動物の中に、正座した人物が数体登場している。







※参考文献
「海を越えたはるかな交流-橿原の古墳と渡来人-展図録」(2006年 奈良県立橿原考古学研究所付属博物館・橿原市教育委員会)
ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。