兵庫県西部、JR相生駅から山陽線を吉備(岡山)方面に向かうと、1つ目の駅が有年(うね)。駅から北西の方角に有年原・田中遺跡はある。その古墳が前方後円墳の祖形らしいことを遺跡を紹介していた朝日新聞の記事で知りでかけた。国道2号線から同373号線へと右折すると、同じようにカーブして北に向かう山陽線の踏切を越えて、いつものように迷いながら、「有年原・田中遺跡」というプレートを見つけて辿り着いた。
遺跡は整備されて公園になっていた。前に見えるのが1号墳、右向こうが2号墳。

しかし、周溝が墳丘の結界となりきらずに、こちらの世界と繋がっているのは、埋葬だけではなく、たびたび祭祀が行われていたからだろうか。










※参考文献
「有年原・田中遺跡公園」(赤穂市教育委員会)