ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。
2018/07/17
畳ヶ淵
須佐ホルンフェルスに続いて、畳ヶ淵へ。
説明パネルは、両岸には六角柱の玄武岩柱状節理が整然と並び、河床は亀甲状の柱頭が展開して上流、下流それぞれ約2㎞にわたっているが、岩窟はこの位置で断層によって深い淵を形成している。岩質は結晶体を包含し、地質学的にも特異な存在であるという。
淵へと下りていく途中でも。河床の様子がうかがえた。
実は柱状節理が大好きな私。済州島の大浦海岸柱状節理帯で海岸の断崖の上から柱状節理を見下ろした時、六角形に並んだところを踏みしめてみたかった。
水の流れが硬い玄武岩をも浸食している。
下流側は曲面になってうねっているところもある。
上流側は柱状節理がよく残っている。
それにしても水流の力はすごい。
硬い玄武岩をもこんな曲面に浸食してしまった。
六角形を探すが、川の中にはなく、
出ているところでも、五角形のものがあった。
波打つような床の向こうには
階段状に残る柱状節理が。
そして、その向こうの立てに亀裂の通った崖。このあたりが断層なのだ。
目立たない場所にあるが、火山活動と後の地殻変動が見られるすごいところだった。
水の流れは、
細くなって
その先には淵が。
断層辺りは樹木で隠れている。
振り返ると、なるほど畳を敷いたよう。
須佐のホルンフェルス(hornfels)← →浜坂港から船に乗って
関連項目
済州島の大浦海岸柱状節理帯