中に入ると北からの風が吹いて涼しい。町家を改造されたので、奥には坪庭があって、そこから涼しい風が通り抜けてくる。
上左より
粒のように小さなガラスの集合体。これって、どうやって作るの?
その下の作品たち
いろんなものが混ざって岩石になり、その欠片がはぐれて田上家に収まり、田上氏作のガラスをのせられてアートになりました。
アメーバのようなガラス玉にところどころ色が付けてあるので、上からの照明で色の付いた光が出ている。
透明ガラスの台の下には薄い石が配置され、上にガラスが置かれている。ガラスの乱反射がその影に映って何とも幻想的🤩
見方によってガラスの影が複数現れたりしていつまでも遊んでいたくなる。無色と思っていたガラスも色が付いていた。それともこの丸いガラスの色が映っているだけ🤔
右壁面には写真パネル 境界 水 石 木 四国の渓谷で撮影
その下のガラス作品
左:茶杓
中:石に見えたが透明な部分があって、石の上にガラスの厚い層を接着して、ランダムにカットしたものかな
右:お碗形の作品をデフォルメしたことによって、金箔あるいは銀箔がちりちりと裂け、景色を生み出している
そして左の壁面には新たな作品群
ガラスは中央の丸・三角・四角。同じ形に和紙でフレームをつくったのだとか。
田上恵美子氏は手漉き和紙や漆塗りにも挑戦されているのだそう。
和紙の凹凸が面白い。中央のガラスは透明で、小さな小さなプラチナ箔が鏤められている。
粒のように小さなガラスの集合体。これって、どうやって作るの?
その下の作品たち
このガラスの1個1個、どうやってつくるのか、田上恵美子氏が後に実演されました。
ガラス棒を熱して先を溶かし、ヘラで平たく整えて、それを何と水の中へ😱 当然ながらガラスは音をたてて粉々になる😡 でも、粉々とはいえ、作品によって形が違うのは何故🧐
動画に撮ったけれど、貼り付けることができません。
次の間左手には、なにやら平たいクラゲのようなものが配置されている。本当は白い壁にそれらの影がうっすらと😃
眺めていて、以前にリビングのテーブルについて「天板がガラスで、その下に自分の好きな物を並べられる空間のあるものが欲しい」と夫に言ったところ、「ガラスは危ない」と却下されたことを思い出した😥 今でも欲しい😳
右の方に「CUBE+」というかわゆい作品たち。一つ一つが箔をまとったり、ガラスの帽子を被ったり、一つとして同じものはない。動き出さそうとしているヤツも幾つか😄
そしてその奥にはガラス制作室が。実演もあるのかな。
このギャラリーは2階もある。町家なのだから不思議ではないのだが。
ぽよんとした透明ガラスは、少しずつ動いているのではと思ってしまう、アメーバのように🤨
それぞれの引き出しに、帯留めや
あれ、台紙に田上恵美子氏の落款😮
階段の途中から右壁の壁飾り、そして棚のいろんな品々。
そのでこぼこの台紙に落款がある。「石」だそうだ。
太い枝に付けてあるのは田上恵美子氏が昨年の個展の時に作ったもの。枝の型をとって作ったので、同じ木の同じ場所にしか取り付けられないのだとか。
お風呂も展示室だった。灯りの下にも作品が掛かっていたが、やはり丸い湯船に注目。
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