現在の池田がどんな街になっているのか、少し探検してみようと思って歩き出したが、曇りがちの日なのに、その時は日差しがきつく、暑かったので、日陰を選って歩いたようなものだった。
池田駅から少し歩いたところで、妙な建物があった。明治の洋風建築のような外観でもなく、重厚感もないのだが、上の方の大きな窓の間にはイオニア式柱頭をもつ円柱が並んでいる。これは裏側らしいので、
和歩~waho~さんの【阪神モダニズム】池田市の近代建築2によると、1952年竣工
なかなか存在感があるドーーーンとした佇まいの銀行建築。
入り口周りに4本柱をあしらった石造り新古典主義かと思いきや、モルタルだそうです。
戦前の様なお高い技術や資材が敬遠された戦後復興時代、カタチだけでもいい物を!
と言う造りなのでしょうかという。
176号線は宮津方面に長々と渋滞が続いていて、更に暑かったので、その南側の道路に入ったり、その道が行き止まりになって176号線に戻ったりを繰り返した。
案内の葉書はいつものように忘れてきたので、田上惠美子氏が表現した「街の中を歩いていて突然、森に迷い込んだような不思議な環境」というのはどの辺りだろう、と気をつけながら歩き続ける。
ええ加減歩いて、176号線からふとみると、高い木々の並ぶ一角発見🧐 民家の植え込み以外には緑のない界隈だったので、あれがきっとGULIGULIに違いないと確信。
そして畑の際まで行ってパチリ🤩 そうそう、ここにだけ畑があった。
コンビニのところで右折し、線路の高架に近づくと、確かにここだけ緑でいっぱい。
駐車場の壁面にも色んな植物が植えられており、いろいろ写真を撮りましたが、それは次回。個展は27日までなので、先に進みます。
コンビニのところで右折し、線路の高架に近づくと、確かにここだけ緑でいっぱい。
駐車場の壁面にも色んな植物が植えられており、いろいろ写真を撮りましたが、それは次回。個展は27日までなので、先に進みます。
倉庫かな、四角い中に横の線と縦の線という幾何学形。木造なので周囲の樹木によく馴染む。
その壁には「石とガラス展」のポスター👀 やっぱりここがGULIGULIや。
その建物の南側に、木々に隠れて門と石畳があった。
渦巻と蔓草のある高い門扉。
そして進んで行くと、田上氏の漫ろ事のように、突然森が現れた。
その壁には「石とガラス展」のポスター👀 やっぱりここがGULIGULIや。
その建物の南側に、木々に隠れて門と石畳があった。
渦巻と蔓草のある高い門扉。
そして進んで行くと、田上氏の漫ろ事のように、突然森が現れた。
そして不揃いな石の壁と大きな木の扉、傘立ての斜めのラインもいい感じ。ガラスに映る庭のごく一部分も人を楽しませる仕掛け?
扉を開けて入ると、いきなり作品が展示されていた。
右手前に展示されているのが、案内の葉書にあった作品たち。どんなに努力しても、ピントが合わなかったので、案内の葉書より。
こんな風に展示されているのかと思ったら、やっぱり無理なようで、輪っかの中に石とガラスが置かれていた。
ガラスだけなら写せました。
暗いので反対側の作品群もピントが合いにくかった。石の上にのったコアガラスの瓶の胴部と、
台の石の結晶のところだけ
どのようにつくるのか想像もつかないガラスの粒々が石を覆い始めている。そこにはピントが合わず、大きな結晶に合ってしまった。接写レンズなので、全体にピントが合わないのはしかたがないのだけれど😉
9割ほどしか合っていないので、少し小さめに😅
台の石の結晶のところだけ
どのようにつくるのか想像もつかないガラスの粒々が石を覆い始めている。そこにはピントが合わず、大きな結晶に合ってしまった。接写レンズなので、全体にピントが合わないのはしかたがないのだけれど😉
9割ほどしか合っていないので、少し小さめに😅
白い大地に溶岩が流れているよう。
そして透明なガラスと箔を貼り付けたガラス
その影も。私は「ハリネズミ」と呼ぼう😁
石を台にして、極薄のコアガラス盃がのっている。
田上氏の岩石講座をマンツーマンで聴いていたのに、右から入った言葉はすぐに左から出てしまい、こんな程度しか書けないとは、とほほ😓
なんとも思わず見たり、触ったりしていたが、どうやって作るのだろうと、ふと思った。拓氏が加わったことで、惠美子氏の作品は、確かに弾けてきた🤩
ピータンと名付けられたこの作品も曲面あり、平面あり。おかげで撮影が大変でした😅
しかもこの石は、中国あたりの砂漠の土が固まって岩石となり、それが水の流れでまるまって、その後はるばる千里丘へとやってきたという、田上家のコレクションでは最も古い石だそう。その上成分はほとんど石英ということで、ガラスの原料でもあるそうな。
後日、ハリネズミさんは好評だそうで、注文殺到と聞きました。
ペンダントトップだけあって、ハリは短め😊
こんな風に見ていると、惠美子氏の作品は石の断面に似てきたような・・・
向きを変えることもできるとか(上と下は別の作品です)
2020.9.17. keisa「石とガラス」展のそぞろごとには、
こんな風に見ていると、惠美子氏の作品は石の断面に似てきたような・・・
向きを変えることもできるとか(上と下は別の作品です)
石は、この20年近く、山中や鉱山跡、河原や海岸で自分達で拾い集めたもの。
北は青森から南は鹿児島まで、機会があれば観光地よりも石の産地を探して歩くのが面白い
泥々になりながら山中を徘徊して、石をザックに詰め込んで「こんだけ持って帰りたがるやつは誰や~」とヒーヒー言いつつ下山……
気が付けばダンボール数十箱になって「どうすんねん…」と思っていたら、やっとちょっと出番がぁ~🌱✨
作り方は、石の形を耐火石膏で作った上に、バーナーで作ったガラスを乗せてキルンで焼いたり、石やガラスを割ったり切ったり穴を開けたり研磨したり・・・
されたそうです。
そして頂いた絵葉書には、田の男前のご子息で、プロのカメラマンでもある田上拓氏(計画計画氏)の素晴らしい写真が😍
左は今回展示されていない作品かと思ったが、案内の葉書の「石とガラス」の別の面ではないかな。
美術展にいくと、撮影禁止の上に図録もないことがあり、日々失われていく記憶力の私には、どんな作品があったか思い出せなったりする。
そして、田上氏の個展では、大抵の画廊と田上氏の許可を得て、写真を撮らせて頂いているが、やはり写しきれないものや、ピントの合っていないものなどがある。
もし、田上拓氏いや計画計画氏の写真を絵葉書サイズに印刷したものをあれこれ揃えて、一枚単位で売って頂けると、嬉しいなー🤗
関連項目