ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。
2019/06/04
岡山天満屋のご案内に田上惠美子氏の個展
岡山天満屋より大きな封書で届いた「画廊アートスペースのご案内」には、2019年6月の4つの個展が掲載されている。
6月の最初が田上惠美子氏の 「ガラスジュエリー 田上惠美子特集 ~すきとおるいのち~」展で、5日-11日!
今回はハガキよりも小さなサイズの写真だった。
右下の、これまでは截金仕上げだった蜻蛉玉は、一面金箔で、それに細かく線刻したのかな、いや、やっぱり截金もありそう・・・
画廊の田上氏の作品紹介の文ではなく、田上氏の作品制作の姿勢が詩のように表されているのだった。
永遠である と同寺に 儚い硝子
そんな硝子の在りようは
いのちの在りように 重なる
今日 眼にすることが出来た
素晴らしい空 光 風 水 土 いのち・・・
その素晴らしさの断片を 硝子に 留めたい
あれ?これってカラニスさんでの個展の案内にあった文とほぼ同じやん。
ということは、田上氏がガラスと格闘して吹き出た汗の一粒一粒が凝縮して生まれた「言の葉」を紡いだ詩のような文でした。
ところで、田上氏の2019.4.~5. 平成から令和へのそぞろごとの中にある
で、試行錯誤の余波でか、こりゃなんや?!的なものが発生したので、それをもう少し発展させて、5月中旬からの東京南青山カラニスさんでの個展に間に合うように制作する方向に頭を切り替え中
だがしかし、どこに向かっているのか迷走中・・・
の「こりゃなんや?!的なもの」というのは、私の想像を遙かに超えたものでした。
一番上の、奥の方のガラスやアクリルとの組み合わせに、新たな種が誕生していた。
粒々を連結したというか、まるで、ジュレを氷の塊に流し掛けたこれからの時期の冷たいスイーツのよう。
その作品については田上氏の2019.5.20. グラスギャラリーカラニスさんでの個展のそぞろごとをご覧下さい。
田上惠美子氏の作品展は東京のカラニスで←
→ギャラリーにしかわの#photogenicwork2019展の案内