ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。
2015/10/30
田上惠美子氏の二人展
田上惠美子氏から二人展の案内が届いた。田上氏は以前から個展だけでなく、二人展をはじめグループ展にも出展しておられて、10月25日までは、以前にお邪魔した天善堂で津田美砂デザイン天然石アクセサリー作品展に、コラボ作品として出品されていたようだ。
今年は田上氏の新しい作品を見る機会を逸してしまったなと思っている頃に、新たな二人展の案内を戴いた。
二人展といっても、もうお一方は皮革工芸で、今回も異業種?の作家との作品展である。
面白い企画だけに、葉書のデザインも斬新。
田上氏の作品はというと、
すきとおるいのちの上の平たく丸いものは金属のよう。かなり重量感があるが、実際は中空で軽いんだろうなあ。
金属が黒っぽいので、これからの季節には白いセータに合わせるのがいいかも。
この淡いレースガラスとガラスの色も良いなあ。それにピントが中段の白いのにだけ合わせてあるのも絶妙。お花畑で撮影すると、写したい花はピンボケ、別の植物の茎や葉にはピントが合ってしまう私の腕とはえらい違いだ。
黒いセータならどの色にも合いそう。でも還暦の私には縁取りのプチプチが可愛すぎるかも。
場所はというと・・・四国の高松だった。今の私には、ウズベキスタンよりも遠く感じられますわ。
「長瀬小夜子X田上惠美子二人展」は11月3日から11日まで。
田上氏の漫ろ事は楽しみにしているページだが、あまり更新がない。気を抜いていると、今回の二人展についての事と共に、ワールドワイドな話もアップされていた。
それは、JAPANIQUEという、田上氏の文を借りれば、主にヨーロッパやアメリカに向けて日本的な工芸を発信する企画だそうだが、その12人の工芸家の一人に、氏が選ばれ、氏の作品と共に、制作している画像なども掲載されている。
ただ、そこまで行きつくのが一苦労。なんといっても、当たり前のことだが、英語だけのサイトでであるのと、どこをクリックすると田上氏の制作写真に行きつくのかがわからないからだった。
でも、2回目には割と楽にたどり着いた。
それは EMIKO TANOUE というページでした。
「田上惠美子ガラス展~すきとおるいのち~」はきのわで←
→田上惠美子氏から届いた長~い案内状は「蜻蛉玉源氏物語」