ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。
2014/07/18
きのわでの八木洋子氏の個展3
八木洋子氏の小さな作品はペンダントやイヤリングという装身具が多い。
一対のイヤリングは、創ったのものを半分の厚さに切ってできているという。だから、左右で少し形が異なるらしい。
そう言われてみると、このイヤリングでは、下に写っている方が表面に丸みがあり、上の方はきっちりと平たい。
八木氏は、どちらかが立つんですよと言いながら、あれこれ立てていった。
それぞれに使われている色が全く異なるが、透明感が涼しげ。
イヤリングとして一対揃えるのもいいが、このように一つずつ、窓辺など、光の入る場所に並べていくのも楽しめそう。
直線的に並べたり、ウェーブをつくっていったり、
また、それを重ねて並べるのもええなあ。
八木氏は、並べ方を次々と変えていく。
右端のものが左端にいった。
あれ、今度は前後の奥行が狭くなり、左右への並びもやや右にずれている。
それを斜め上から見たりなんかして。
他のものを撮影している間に、またまた変わっていた。
何か次の作品に繋がるものを見出されたのだろうか、八木氏はご自身でカメラに収められている。
それにしても、こんなに細身の八木氏に、あのような大きな作品を持ち上げて研磨する力があるなんて。
さらに、その手前にも、
3つ並べ、4つ目をどちら側に並べるのだろう。
と見ていたら、2列目の右端だった。
手前の2つを倒したのは私です。
フレキシブルな素材で、目立たないレールのような台があれば倒れないかも。
こんな風に並べたオブジェというのも良いなあ。
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関連項目
きのわに八木洋子氏のガラス展を見に行った
八木洋子氏のモザイクガラスにびっくり