伊吹山の南東尾根から長々と山頂へ。
やっと琵琶湖が見えたが、こんなに僅か。
やっと伊吹山本体が見えたと思ったら、また尾根の反対側へ。
山頂駐車場がみえてくると、道沿いの狭いPには車がいっぱい。そしてガードレールの外には、三脚にものすごいレンズを付けたカメラとその所有者たち。琵琶湖にはレンズを向けていないのでは🤔
早めに到着したので広大な山頂駐車場はまだまだすいていた。
やっと琵琶湖が見えたが、こんなに僅か。
やっと伊吹山本体が見えたと思ったら、また尾根の反対側へ。
山頂駐車場がみえてくると、道沿いの狭いPには車がいっぱい。そしてガードレールの外には、三脚にものすごいレンズを付けたカメラとその所有者たち。琵琶湖にはレンズを向けていないのでは🤔
親切に駐車場から見える山々が写真で紹介されている。
若狭湾も見えるらしいが、
ゲートの手前に巨大なセリ科の株があった。シシウドだ。
花弁は5枚だが・・・せっかく亭主が時間をかけて撮影してくれたが、花は終わっていた。
左の崖にはオニユリ(ユリ科ユリ属)。そして赤いのはアカソ(イラクサ科カラムシ属)。いざ山頂へ。最初はゆるい登り。登山道の下に黒っぽく曲線を描いているのはシカ除けのネット。
上の斜面に力強く咲いているのはサラシナショウマ。穂先まで細くならない。
サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)は真っ直ぐに咲くという印象を持っていたのに、曲がったものも多いやん🧐
まだまだ青い蕾が多いなか、しっかりと白い花を咲かせているものも🤗
青い蕾と満開のサラシナショウマ
ついでにもう一枚
サラシナショウマは先から末端まで同じように開花する。一番下の蕾だけ裏切っているけど😅
キヌタソウ(アカネ科ヤエムグラ属)
蕾の形からオトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)だと思うが、花弁が丸い。
蕾の形からオトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)だと思うが、花弁が丸い。
3つずつ赤い点々があるのがかわゆい😊ずっと穂状に咲く紫の花はクガイソウだと思っていたが、葉の少ないのがヤマルリトラノオ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)、5枚の葉が輪生するのがクガイソウ(ゴマノハグサ科クガイソウ属)。だからこれはヤマルリトラノオだ🧐斜面下側には黄色い花の群生に混じってサラシナショウマも。サラシナショウマがこんなにたくさん咲いているのは見たことがない。
黄色い花はキオン(キク科キオン属)、その手前にはやはりヤマルリトラノオ。伊吹山にはクガイソウは咲かないのかな?
もう琵琶湖は霞の中。下の斜面にもたくさんのサラシナショウマ。
高速道路がすいていたので、伊吹山も人は少なめと思っていたら甘かった。花の写真を撮りながらゆっくりと歩を進めていると、後から後から追い越される。しかも小さな子供連れの家族が多い。子供は自分の体重が負担にならないので、大人よりも速い。
マルバダケブキ キク科メタカラコウ属
黄色い花はキオン(キク科キオン属)、その手前にはやはりヤマルリトラノオ。伊吹山にはクガイソウは咲かないのかな?
もう琵琶湖は霞の中。下の斜面にもたくさんのサラシナショウマ。
大きな葉と花。蕗ではないが葉は丸い
花弁の先は3裂する。子供たちが盛り上がっているので近づくと、珍しい姿をした小さなバッタだった。
たくさんついている蕾はアザミみたい。
イブキトラノオ(タデ科タデ属)は、この2本しか見なかった(中央の白っぽい花)。
途中からジグザグの登山道になったので、人が下に見える。
また曲がると短いが斜度がある道。
登り切ると真っ赤な区画が現れた。
なんとシモツケソウ(バラ科シモツケソウ属)の大群落。柵で囲って保護されている。
濃淡は蕾と開花したものとの違い?
花は薄い色で、小さな実がより鮮やかな色になることを初めて知った。
下向きに咲くことが多いオニユリだが 横向きに咲いて中が見えるものもあった。
イワベンケイ ベンケイソウ科キリンソウ属
花は薄い色で、小さな実がより鮮やかな色になることを初めて知った。
シモツケソウの蕾と花の色は淡いのに。
その中に咲く紫の花は、やっぱりヤマルリトラノオ。下向きに咲くことが多いオニユリだが 横向きに咲いて中が見えるものもあった。
ツリガネニンジン キキョウ科ツリガネニンジン属
ツリガネニンジンは放射状に大きさの異なる蕾がつく。
傾斜がゆるくなってきた。柵の向こうに人が一列に並んで向こうを向いている。
柵の外から見えるのは?
やっぱり琵琶湖。でも霞んで湖面が僅かに見分けられる程度。
竹生島は何とか見えた。
この付近にはハイマツのように地を這っている樹木があったが、元気がなさそう。
伊吹山は山頂が石灰岩の山なので、こんな風に白い石がごろごろしている所もある。
その先はつづら折りとなって、車で楽した我々の行く道と合流する。
下山は少しだけ別のコースを通った。やや歩きにくい道だったが、
ウツボグサはピンボケ😨 シソ科ウツボグサ属
傾斜がゆるくなってきた。柵の向こうに人が一列に並んで向こうを向いている。
柵の外から見えるのは?
やっぱり琵琶湖。でも霞んで湖面が僅かに見分けられる程度。
竹生島は何とか見えた。
伊吹山は山頂が石灰岩の山なので、こんな風に白い石がごろごろしている所もある。
石と樹木の間には黄色い花が群生しているのかと思ったら、
見下ろすと、真面目に登ってくる人たちがいた。その先はつづら折りとなって、車で楽した我々の行く道と合流する。
下から登った人たちは、当たり前だが徒歩で下山していく。
やっと頂上の建物が見えた。ここからは二手に分かれていて、登りは左側のコース、下りは右のコースにすることに。
標高が高くなってもサラシナショウマは咲いていた。
クルマバナ シソ科トウバナ属
標高が高くなってもサラシナショウマは咲いていた。
丸い赤紫色の玉が2つ重なっているように見えたのに。
別の花を写したが、やっぱりピントは合いきっていない。
山に咲いてもカワラナデシコとは👀 ナデシコ科ナデシコ属
淡い色のイブキフウロ
別の花を写したが、やっぱりピントは合いきっていない。
木本らしいが、葉は菊のよう。
そしてやっと頂上へ、標高1377m。とりあえず一番高いところへ。
そこには日本武尊の石像が祀られていた。素朴で好ましいが、ヤマトタケル自身は山頂まで登れなかったのではないかな。
イブキジャコウソウがないなと登ってきたが、なんとこの像の付近の岩場にあった🤩
まだ咲きかけのものも。
イブキジャコウソウはタイムと同じシソ科イブキジャコウソウ属なので、タイムと同じ香りがした。
そこには日本武尊の石像が祀られていた。素朴で好ましいが、ヤマトタケル自身は山頂まで登れなかったのではないかな。
イブキジャコウソウがないなと登ってきたが、なんとこの像の付近の岩場にあった🤩
まだ咲きかけのものも。
イブキジャコウソウはタイムと同じシソ科イブキジャコウソウ属なので、タイムと同じ香りがした。
下山は少しだけ別のコースを通った。やや歩きにくい道だったが、
気の早いワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)
ススキ そして、これも1本だけ咲いていたイブキトリカブト ピンボケ😱 キンポウゲ科トリカブト属
ルリトラノオは下の蕾から咲いていたが、トリカブトは上から咲いていくことをこの歳になって知った(亭主の写真を拝借😉)
トリカブトにはハクサントリカブトやキタダケトリカブトなど、山名を冠したものが多い。
イブキトリカブトの特徴といわれても・・・😵
トリカブトにはハクサントリカブトやキタダケトリカブトなど、山名を冠したものが多い。
イブキトリカブトの特徴といわれても・・・😵
関連項目
参考文献
「山渓カラー名鑑 日本の野草」 1983年 山と渓谷社
「伊吹山のお花畑案内図」 伊吹山ドライブウェイ発行