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忘れへんうちに 旅編では、イスタンブールで訪れたところを長々と記事にしています。その中で興味のある事柄については、詳しくこちらに記事にします。

2019/02/01

きのわの硝子展 田上惠美子氏のマイブームその2


田上惠美子氏は「蜻蛉玉源氏物語」で伝統工芸近畿展で入賞を果たされた。その54の玉は左の棚のずっと下、屈んで見なければ見られないようなところに🤢

でも、それぞれが帯留や羽織紐、首飾りなどになって展示されているのだった😍

帯留
四十五帖 橋姫 八の宮の姫君達は御簾を巻き上げて月を眺め、語りつつ合奏をしている
五十四帖 夢浮橋
十六帖 関屋 帰京する空蝉と石山詣での源氏は、逢坂の関で偶然すれ違い、昔の思い出に和歌を交わす
十七帖 絵合 宮中は絵の評論合戦の話題一色。意匠を凝らした絵が次々に披露される

五十二帖 蜻蛉 夏の暑い日、女一宮と女房たちが、貴重な氷を手に持ってはしゃいでいる
四十六帖 椎本 雪降り積もる冬の宇治川の流れ。「雪ふかき 山のかけ橋 君ならで またふみかよふ あとを見ぬかな」
帯留の台紙には2種類の印が押されている。どちらも田上惠美子氏の「惠」みたい。

羽織紐
十三帖 明石 月明かりの夜、源氏は琴、明石の入道は琵琶を弾き、語り合う
三十七帖 鈴虫 十五夜の夕暮れ、六条院に集った公達は庭に鈴虫を放って宴を楽しむ

首飾り
二十八帖 野分 例年にない激しい台風で、六条院の一部が崩壊する
天善堂で写させて戴いた写真はこの四角い箔が写せていなかった
左より
三十八帖 夕霧 父源氏に似ず生真面目で堅物な夕霧が、騒動を起こす
十五帖 蓬生 源氏の再訪を信じて荒れ果てた屋敷で待つ末摘花
四十七帖 総角 薫、匂宮、大君、中の君、それぞれの気持ちとは裏腹に、何もかもがすれ違う
五十帖 東屋 畳の上に置かれた絵冊子を浮舟が眺め、詞書きの冊子を右近が開く
二十九帖 行幸 大原野の行幸、輿の中に見える冷泉帝の端然とした美貌に、玉鬘は釘付けとなる
蓬生にはこんなしっぽが生えて・・・

そして田上氏のもう一つのマイブームが、アクセサリー作家の津田美砂氏とのコラボなのだそう。
真ん中のがその一つ。「ひ」の字形に見えるパーツが動くので、形や位置を変えて楽しめるのだとか。
右の首飾りも。金属のパーツを好き勝手に動かせるので、そのときどきでレイアウトが楽しめるのだとか。
もっと細い紐にも
チューブのパーツと留め具との組み合わせで楽しめるものも

そしてほしがらすこと私のマイブームは、マクロレンズで写すこと。

入って正面の棚
右より
一見写し易そうでそれぞれ難物

梅はどうにもピントが合わず、
右下がやっとピントが合った

このグループも梅や黒い玉のピントは合わず、
福豆
左の凹んでいる柿色のところは穴ではなく、マメのおはぐろなのだそう
ピントが合っているのかどうか
この作品は金箔の線が浮き出ていて、それが撮れたかなと😁

白銀
白銀というよりもいぶし銀のような作品たち
その一つ
金箔、銀箔だけどはない粒状のものが見える
別のコーナーにあった作品

雪花
雪の結晶✨
粉雪も
中にも何かが浮かんで、別の世界が垣間見えているような
別のコーナーにあったかわゆい玉

左のコーナーでも挑戦したものの
ピントが合ったのはこの作品のみ。さてどこにあるでしょう?
マクロレンズでの撮影もヘタの横好きです😆


きのわの硝子展 田上惠美子氏のマイブームその1
                     →青田風のたよりは田上惠美子氏の蜻蛉玉展