お知らせ

忘れへんうちに 旅編では、イスタンブールで訪れたところを長々と記事にしています。その中で興味のある事柄については、詳しくこちらに記事にします。

2024/06/07

田上惠美子氏から京都の便り


ガラス作家田上惠美子氏はこのところ京都での個展やグループ展が多い。
今回届いたグループ展も京都だった。

しかもタイトルが「ギャラリーオーナーが 書き綴った物語をめぐる 展覧会」で、
オーナー千香月氏が書き綴った物語が『雨が心を穿つとき』、その内容は「人が自分の死を演出することは、どこまで許されるのか」とは。あまりにもディープな催し物だ。

出会った時からたがいの生の幕引きをすることを運命づけられていた二人の物語の世界観が 石、砂、ガラス、土でどうたち現れて来るのでしょうか?
ここでやっとオーナーをめぐるアーティストたちの作品が、いやその材質が分かってきた。


「雨が心を穿つとき」か。「雨垂れ石を穿つ」は「小さなことでも続けると大きなことを成し遂げられるものだ」というような意味だけれど。

硅砂組(田上恵美子 田上拓)はガラス・石・写真を出品されるそう。

京都八千代会主宰の前田景尋氏は盆石アート
確か盆石は田上惠美子氏が習っておられたのでは。いつだったかそれをガラスで創られていたような・・・

賛助出品・呈茶 煎茶工芸 稲澤隆生氏
惠美子氏は煎茶も習っておられたのかな。

ガラスに石、そして砂。惠美子氏の興味は360度に広がっていて、それがいつの間にかこんな風にまとまってしまうという凄さ。見習いたい。


会期 2024年6月  毎週金・土曜日
7日・8日、14日・15日、21日・22日、28日・29日
12:00-17:00 (最終日は16:00まで)
え、午後から!

癒やされる時間「ミクロなミロク」というワークショップって、どんなんかな?


                    →田上惠美子氏より届いた秋の便りは石の伏流展