お知らせ

忘れへんうちに 旅編では、イスタンブールで訪れたところを長々と記事にしています。その中で興味のある事柄については、詳しくこちらに記事にします。

2016/11/11

田上惠美子氏の次の蜻蛉玉展は真鶴のaToで


またもや田上惠美子氏から個展の長~い案内が届いた。
今回は「源氏物語」というタイトルはないが、天善堂や神戸とんぼ玉ミュージアムの蜻蛉玉源氏物語展に出ていた作品が並んでいる。
これまでの蜻蛉玉源氏物語展の案内は、石畳文のような配列だったが、今回は一列に並べてあり、写真計画さんの色彩のある影が一段と冴えわたっている。
せっかくなので大画面でと思ったが、今回はスキャナーで取り込むとあまり高画質にならなかったので、ほどほどの大きさで。

左 22帖 玉鬘、 右 10帖 賢木
左 5帖 若紫、 右 17帖 絵合わせ
左 25帖 蛍、 右 42帖 匂宮

裏面の文には源氏物語という言葉があるし、
この文章には、一つ一つの言葉が田上氏のトンボ玉のように心が込められている。
桐箱の中の54個の珠が語りかけてくるようだ。しかし、その桐箱を見たいという願いはまだ果たせていない。

切手部 27帖 篝火
右下左より 39帖 御法、 20帖 朝顔、 32帖 梅枝 と書かれている。

KOBEとんぼ玉ミュージアムの案内のこの桐箱入りの写真を見て、どうしても見たいと思って出かけたのに、なかった。
田上氏に尋ねると、あの大きな箱を、電車に揺られ、人にもまれてまで持ってくる気力がなかったと、さらり。

ギャラリーaToでは見られるのかな。

それにしても、東京のKARANIS、大阪の天善堂、神戸のKOBEとんぼ玉ミュージアム、神奈川の真鶴、次はどこで「蜻蛉玉源氏物語展」が開催されるのだろう。


               →田上惠美子氏のすきとおるいのち展

関連項目
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展8 截金の文様
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展7 金箔の表情
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展6 レースは揺らぐ
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展5 小さな玉の大きな宇宙
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展4 三十七~五十四帖
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展3 十九~三十六帖
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展2 一~十八帖