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同心円状の頭光と身光が線刻されていて、体と台座は浮彫となっている。右手に持っているのは花枝らしい。手がかなり高浮彫なのに、左膝や右脚が平面的だ。このあたりから、説明板に8世紀後半とされているのだろう。
しかし、半跏像なら左脚を下げているので反対だし、右脚を開き加減に下ろしているので遊戯坐(ゆうげざ)とされている。この坐り方が気になっていた。
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ところが、会場の解説は、2号壁の半跏菩薩像を反転させたものということだった。
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※参考文献
「国宝法隆寺金堂展図録」(2008年 朝日新聞社)
ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。