さて、まだ見ていないカピパラさんは何処?
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「カピバラたちの湿原 Pantanal パンタナール」は屋外にあって、ドアがはカピバラが外に出られないようになっていた。中に入ると池もあって、その近くにカピバラとヒトがいた。大きいのは知っていたが、こんなに大きいとは思わなかった。
カピバラは齧歯目テンジクネズミ科でマーラに近いが姿はかなり違う。
最近見たテレビ番組で、水族館にカピバラがいて、「カピバラは水中で暮らす動物です。水かきもあります」と言っていたが、この日は寒かったせいか、水に入っているのはいなかった。
前肢をそろえてゆっくりと寛いでいる。
あちこち動き回る活発なカピバラはこれ。斜め向きも撮れた。
その後南の方の「アルパカスペース」へ。
アルパカは偶蹄目ラクダ科。なるほど顔はラクダに似ているが、思ったよりも小さかった。この首の毛もたてがみっていうの?
もう一度ハシビロコウを見ようと、再び「アフリカの湿地」へ。
せっかくなので「島」に渡ってみたら、ワオキツネザル(霊長目キツネザル科)がストーブで暖をとっていた。
そう言えばゾウの祖先は小さな動物だったような。
もう一度ハシビロコウを見に行くと、♀のマリンバが反対向きに坐り込んでいた。
坐っているのに飽きたのかと思ったら、巣の藁が気に入らないのか摘まんで横に置いたかと思うと、右の方に歩いて藁を掴みこちらに持ってきた。
そして顔をこちらに向けてくれた。こう言っては何だが、テレビで見るハシビロコウは、どちらかというと険悪な顔をしているのに、お目々がかわゆい。遠くを見ているのかも。カメラの設定を連写やビデオ撮影に切り替えるヒマもなかったし、ピントも合わせられない早業。
最後に出入口に近い「モモンガの森」に入ると、モモンガだけでなく、夜行性の小動物たちがいたが、ピントが合ったのは以下の写真だけ。
クロワシミミズク
掲示板によると分類はフクロウ目フクロウ科、分布はアフリカ大陸中央から南部
アフリカで最大のフクロウ。鋭い爪と強力な握力で獲物を捕らえ、握る力で窒息死させる。頭上の羽は「羽」と呼ばれる飾り羽で、耳のように見えることから「ミミズク」 と呼ばれる。フクロウとミミズクは羽角の有無で呼び分けられているが、分類上はどちらもフクロウの仲間であるという。
オオフクロウ
掲示板によると、分類はフクロウ目フクロウ科、分布はインドから東南アジア。
名前り羽の色は茶色い木肌のようで、森の中では木に溶け込める保護色となっている。森林に生息しており、木々の間をとても静かに素早く飛ぶことができる。暗闇の中でもわずかな光があれば狩りができるよう目が発達しているという。
フクロモモンガ
掲示板によると、分類はカンガルー目フクロモモンガ科で、オーストラリア北部から南東部、 ニューギニア島、ビスマルク諸島に生息。
有袋類の仲間。前肢の小指から後肢の指の付け根にかけて飛膜があり、木々を滑空しながら移動して餌を探すという。
皮膜を広げて飛んでいるところを写したかった。
マタコミツオビアルマジロ
掲示板によると、分類は被甲目アルマジロ科で、分布は南アメリカの熱帯雨林やサバンナ。
背中には名前の由来となる3本の帯があり、危険を察すると丸くなって身を守る。アルマジロはおよそ20種が知られており、そのうち完全に丸くなれるのはマタコミツオビアルマジロを含む2種類だけなのだそう。
敵もいないのにまんまるになるのは難しいと思うよ。
という数十年ぶりに動物園いったというお話。歳を重ねても、こんなに面白く楽しめるところだったとは。しかも交通の便が良いし。