ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。
2008/05/08
鬼ノ城巡り2 北門へ
案内図があった。北門へ行くまでに礎石建物群跡を見ていこう。幅の広い下りの道となる。
やがて柵で囲ったところが左に見えてくる。説明パネルから長大な礎石建物で城の管理棟と推定されるものがあった2区だとわかった。 11:06
もう少し歩くと礎石建物跡が右側に現れた。
進んでいくと広い空間があった。左に礎石跡を示した黄色い棒が立っている。右側にも建物があったらしいがそれを示したものはなかった。先ほどのパネルで、ここが平安時代の基壇と掘立柱建物跡のある3区だとわかった。結構長い間鬼ノ城は人が使っていたんやね。 交差点に戻り、北門へ向かう。 11:13
広い道を歩いていても何も見えない。向こうの山も見渡せない。左の方を見ると、細い道があった。そちらに行ってみると、鬼ノ城の城壁跡だった。城壁は西門と同じく版築で造られていたのだろう。踏み跡もあるので、ここを歩いて行こう。 10:28
北の山には白い花の咲いた木がたくさんあった。こちらにも咲いているタムシバだろう。桜の花の季節にサクラのない山というのもええね。
城壁跡は曲がりくねっていた。向こうに補修中の何かが見えてきた。 11:17
近づいていくと城壁跡の外側に崩れた石がごろごろしていた。
ここが北門跡だ。こんな風に石を積み上げて造ってあったのだ。この門から出ると我々が車で来た道路の続きに下山できるが急坂らしい。 11:20
門の周辺のくぼんだところは何だろう?
ビジターセンターにあった模型です。城壁跡や礎石建物群跡、北門の位置はこのようになっています。