丸彫の如来立像は磨崖群とは別に造られたものだろう。その奧に僧侶坐像がある。そして一番手前にある岩にも僧侶像が浮彫になっている。
しかし南面での主尊は磨崖の仏三尊像だろう。その右には僧侶坐像らしきものが浮彫されている。

仏三尊像の右側には樹下に座す僧侶像が浮彫されているが、瞑想する風でもない。



そして、3人の僧侶はどのような意図で浮彫にされたのだろうか。なんとも面白い僧侶たちだなあ。
ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。