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忘れへんうちに 旅編に、中央アジア各地の旅に続いて、イランの旅を記載し始めました。
その中で興味のある事柄については、詳しくこちらに記事にします。

2016/10/04

田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展1


9月半ばに天善堂で開催中の<田上惠美子ガラス展 蜻蛉玉源氏物語 1帖「桐壺」~54帖「夢浮橋」>展にでかけた。幸い雨には見舞われなかったが、蒸し暑い日だった。
天善堂のある箕面の百楽荘は、大正時代に阪急が開発した住宅地ということを知って、天善堂に入る前に少し散策した。残念なことに建て替えが進んでいて、思ったほどには大正名家は見つけられなかった。

それでも蔵のある邸宅はあったし、
石垣に小さな花を咲かせたお宅や、
生け垣の前に石塀。そして溝には赤のミズヒキやキンミズヒキがのあるお宅、
そして長い塀の内側に可愛い街灯があるお宅などを見つけた。

この通りを上がっていくと、
左手に天善堂がある。

早速展示室へ。左奥の床の間には帯と透彫のある板に草が挿してあったりと、天善堂さんならではのしつらえ。
目を下に移していくと、蜻蛉玉源氏物語が並んでいた。
下左端が五四帖、ということはここが最後のコーナー。

床の間から縁側に目を移すと、大きさも高さも異なる台に少しずつ置かれていた。

次の間には前回と同じく大きなテーブルに溢れんばかりに作品が置かれている。
テーブルの上の作品群をどう写せば良いのだろうと迷ってしまうくらいだった。

小さな窓付近の展示。
袋戸棚の上には前回の主役たち?が。
下には帯締めと帯留めなど「和」物が。

奥の壁際にはおしゃれな首飾り系。


テーブルの周りを一周して縁側に目を遣る。右端が1帖の「桐壺」かな。
確かに絵巻と同様に右端から始まっていた。

これから説明文を読みながらじっくりと蜻蛉玉源氏物語を見ていくが、その前に天善堂さんの女将特製の濃厚抹茶かき氷で涼を取っておこう。
宇治金時ではなく抹茶、しかも京都の一保堂の抹茶を使ったかき氷を食べられるとは!
かき氷の後の冷茶もほどよい苦みで後味すっきり。
ガラス器の高台も遊び心いっぱいでした。

そして食べていて気が付いた。以前田上氏の蜻蛉羽通信で紹介されていた54種類のトンボ玉が1点ずつ入った桐の箱をまだ見ていなかった。
こんな風に1帖毎に要約を読みながらトンボ玉を拝見するのも興味深いし、お陰でこの歳になってようやく源氏物語の物語としての展開がわかったが、54の玉を全体でも見てみたい。

田上さん、どこにあるのですか?
KOBEとんぼ玉ミュージアムで10月22-28日に開かれる『蜻蛉玉源氏物語 完成記念展示会』に出ます。
え~、ここでは見られへんのですか?
KOBEとんぼ玉ミュージアムではトンボ玉の制作体験もできますよ。
そそっかしいので指を火傷しそうです。
指の前に眉毛が焼けます。
ゲッ!

※ これらの作品は田上惠美子氏及び天善堂さんの許可を得て撮影しました。

               →田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展2 一~十八帖

関連項目
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展8 截金の文様
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展7 金箔の表情
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展6 レースは揺らぐ
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展5 小さな玉の大きな宇宙
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展4 三十七~五十四帖
田上惠美子氏の蜻蛉玉源氏物語展3 十九~三十六帖
天善堂で田上惠美子ガラス展 蜻蛉玉源氏物語
箕面で田上惠美子ガラス展1
箕面で田上惠美子ガラス展2
箕面で田上惠美子ガラス展3