ホシガラスが埋めて食べ忘れた種のように、バラバラに芽を出した記事が、枝分かれして他の記事と関連づけられることが多くなった。 これから先も枝葉を出して、それを別の種から出た茎と交叉させ、複雑な唐草に育てて行きたい。
2018/09/11
田上惠美子氏から届いた案内は Join to joy
昨日田上惠美子氏から届いた案内は、これまでに頂いたものとは雰囲気の全くちがうものだった。
これって全部ガラス?金属や漆塗りの木製品もあるように見えるけど・・・
器の脚は見たことのある蜻蛉玉だけど、田上氏って多才な人だとは知ってはいたけれど、金工や漆芸もやっていたとは😅
裏面を見て判明。漆の三木啓樂氏、金工の角居康宏氏そしてガラスの田上氏それぞれがつくった部品を組み立ててあるのだった。
田上惠美子の漫ろ事の2018.9.9ギャラリーにしかわJoin to joy展のそぞろごとを見て、
まず9月4日の台風21号で2日間暗闇断水生活だったことを知った。4日といえばこの作品展の初日やん。
それから今年の箕面天善堂での展覧会搬入で地震、初日に大雨、今回の台風と、晴れの日の度にとんでもない目に遭ってしまう田上氏。
そのうえお母様が骨折され、実家と自宅の往復生活。その上本業のお仕事と、よく蜻蛉玉制作の時間が作れるものだ。
そして三人展では見慣れぬ器が並んでいて、そのある部分には田上氏の蜻蛉玉だけではない、アメーバ状のものがくっついていたりする。その動き出すのかとおもうような不定型なものにはいつもの田上テイストが、透き通るガラスに淡い色目が移ろいだり、金箔や截金が揺蕩っていたりと、蜻蛉玉源氏物語で第47回日本伝統工芸近畿展で入賞された田上惠美子氏からすでに脱皮して、次の田上惠美子氏になっておられるのだ。
それにしたも、何でこんなに新しいものが次々と創れるの?
それで考えました。怒涛の日々を送っているからこそ、窮地に立った時にモワモワと新たなアイデアが湧いてくる、特異な脳の持ち主なのだと。
それにしても、四条河原町のギャラリーで展覧会とはすごい🙌
天善堂で源氏物語 光のうたかた展← →田上惠美子の今度の硝子展は岡山の和気で
参考サイト
田上惠美子氏の漫ろ事の2018.9.9ギャラリーにしかわJoin to joy展のそぞろごと