さて、今回届いた便りは、岡山のギャラリー栂での珪砂組の個展「石の伏流」の案内である。透明な封筒に三つ折りになっている。「珪砂組 個展 石の伏流」の文字が案内状の端で、
右下には小さな文字で、
噴火、堆積、地震、洪水
地殻と気象の巨大な変動を記録しながら
石は時間の流れを辿る
人は石を砕き精製し、ガラスを生み出した
我々はそのガラスを再び石に重ねる
それは石が辿る変動
我々は石の光を撮影し、石の形を採取する
光を写真として、形をガラスとして、記録する
それは石が辿る記録に重なるだろうか
石の伏流を探る
というメッセージが。
裏側には三つの写真。
それを右手で折り込むともう一つの「おもて」が現れるという凝りよう。
10月29日から11月10日まで 11時から17時まで。
それにしても今にも崩れそうな砂。どこにあるのやら。
続いて草むらで石を拾った場面。
最後に作家とユニットの紹介
そうそう、第4回和文化グランプリに入選した「香合」という作品も展示されるようです。
それについてはこちら
なかなか辿り着けなかった田上惠美子氏、そして珪砂組の個展、今回こそ是非お邪魔したい!のだけれど、やっぱり今回も最終日になりそう😅
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