2008/04/14

京見山の稜線は古墳がいっぱい

『あいあいAI朝日』の播磨版の「ぶらりひとある記」に京見山が紹介されていた。JR山陽本線網干駅で下車して東へ歩き、春日神社から京見山に登り、才登山口(はりま勝原駅と英賀保駅の間)まで縦走するコースで、古墳があるということだったので行ってみた。
我々は、はりま勝原駅という新駅の北側にある登山口から京見山へ登った。頂上近くの展望台から眺めると、真下にはりま勝原駅、海岸一帯に新日鐵広畑、そして霞んでいたが家島諸島を眺めることができた。頂上は216mあった。左側に斜めに夢前川、関電の火力発電所の煙突がなんとか見える。その左の白いタンク群の向こうにパナソニックのプラズマ画面の工場ができるらしい。海岸沿いは埋め立ててそんなに歴史があるわけではないが、見えている陸地が海退したのは平安時代と聞いたことがある。地図にさまざまな登山路と、よく見ると古墳が記されていた。1つだけではなかったんや。(以下の番号はこの地図の古墳番号です) ⑬京見横穴式古墳
割れた大きな石があった。どこが横穴の入口なのかわからない。多分向こう側だろう。 ⑭京見古墳
こっちは墳丘が残っている。よく残っていたものだ。 ⑩横穴式古墳
すけているので行ってみたが、どこにあるのかわからなった。 左片袖横穴穹窿式古墳
『あいあいAI朝日』に載っていた古墳だ。写真よりも上の石が持ち送られてドーム状に作った、工夫が見られる古墳だ。 ⑧南横穴式古墳
向こうに岩が見えるので行ってみた。 板状にしたり、薄くはがれた石を積んだのではなく、ごろごろとした石が積み上げてあった。隙間から墓室の空間が見えた。 ⑤石散乱古墳跡
よくわからなかった。 ④横穴式古墳
墳丘が残る。その上に石室の蓋かな。③横穴式古墳
奥に行くとここもまたごろごろ石でつくられている。角の取れた丸い石が山の上にあったのだろうか。それとも河原から運んだのだろうか。
それにしても、こんなにたくさんの古墳が山の稜線部にあるとは思わなかった。いつ頃のものだろう?