2013/09/03

田上惠美子氏から届いた残暑お見舞い



嬉しいことに、コアガラス作家の田上惠美子氏から残暑お見舞いのハガキが届いた。
残念なのは、郵便局の消印などで、せっかくのハガキに汚れがついてしまうことだ。
横にすると画像は小さくしか出せないので、縦にしてみた。

でも、横のものを縦にすると分かりづらい。
下のトンボ玉は、今までの田上氏の作品から想像できるものだが、上の蓮の花弁のようなものにはびっくり。
実は、截金の文様はどれも気に入っているが、一番好きなのは、蓮弁に密に施された葉脈なのだ。もっとも、田上氏が蓮弁を象ってこの作品を造られたのかどうかはわからないのだが。

トンボ玉と比べたところ、ちょうど私の掌に収まる寸法のようだ。手にとってじっくり見てみたいなあ~

縦のものは強引に大きくアップしたが、ややピンボケ気味。
ガラスの写真は、下の台?に形や色が反射して、実物を見るのとはまた違った楽しみがある。
田上氏の香油瓶は、今までにも見たことがあるが、これは初めて見る形。それと藁のようなものを束ねた栓?蓋?が面白い。
格子状の溝には金箔か銀箔が使われているのだろうなあ。どんな大きさで、どんな厚さなのだろう。

おまけに、残暑見舞いの文字の上に消印が押されている。

本文の短い文章に、熱いガラスと格闘しながら作品を創り出す、田上氏のもっともっと熱い思いが凝縮している。
蜻蛉羽展が東京とは!


今回の田上惠美子氏の個展は三人展← →田上惠美子氏のガラス展~すきとおるいのち~はきのわで


関連項目
ボストン美術館展1 馬頭観音菩薩像